今年はほんとにカキ料理に縁があるようで、昨日の晩ご飯はカキ鍋でした。
味噌味ベースに料理だしの旨みのきいただしに牡蠣をはじめ、豆腐や白菜、椎茸などオーソドックスな
鍋でした。この時期ほんとに鍋は体が温まって良いですね。
それに合わしたワインは3本。
1、ボージョレヌーヴォー2005 (ライト)
2、シャトー・サンラファイエット(メルロー品種使用のACボルドー ミディアム)
3、コンチャイトロ・カッシェロ・ディアブロ・(チリ・カベです フルボディ)
それに前回牡蠣フライに合わしたシチリア産の白も残っていたので少し。
とりあえず牡蠣とはいえ、味噌ベースには赤だろうということで、このラインナップ。
ライトボディ、ミディアムボディ、フルボディタイプの代表選手です。
結果は
当初の自分の推測とは裏腹に、ボージョレヌーヴォーが一番合った気がしました。
まず、フルボディのコンチャイトロは渋みが強く一緒に飲むと渋みが邪魔なのと、牡蠣の
生臭身が逆に感じやすくなります。
2のメルローも牡蠣と一緒に飲むよりそのまま飲むほうがおいしく感じました。
1のヌーヴォーと食べたときは、ヌーヴォーのフルーティさが抑えられ、妙にしっくりと
食べて飲むことができました。
シチリアの白もワインのコクが邪魔な感じでいまいちでした。
というわけで、個人的な感想ですが、カキ鍋にはライトボディの赤がおすすめです。
ヌーヴォーじゃなくても、普通のボージョレやロワール地方のシノン、
あとあまり売ってませんがドイツのアール地方のシュペートブルグンダー種のものなんかが
合いそうです。