自然派ワインとは
・リュット・リゾネ(減農薬)
・サステナブル農法
化学薬品の添加を減らし、浄水施設を作り、堆肥を利用し畑を豊かにすることや、太陽光を利用し省エネに努め、環境に配慮しながら、永続的に安心して、葡萄作りができる農法です。
ビオロジック(有機栽培)
除草剤、化学肥料を使わない。
ビオ・ディナミ(生力学農法)(バイオ・ダイナミクス)
・除草剤、化学肥料を使わない。
・生物の潜在的な力を引きだし、土壌に活力を与え、作物を育てる。
・農作業を月や惑星の運行に則して行う。
・プレパラシオン(プレパラート)と呼ばれる自然の物質から生成された調合剤(肥料)を使用する。
ヴィーガン
「ヴィーガニズム(Veganism)」は、動物由来の製品を一切使わないライフスタイルのことです。それを実践する人たちのことを「ヴィーガン(Vegan、独語でヴェガーン)」といいます。卵や乳製品などの酪農製品をも拒否するものです。
ここ数年、ワインにおいても「Vegan」と表示されたものを見かけるようになりました。ワインの原料はぶどう果汁ですから、100%植物由来の飲料です。ワインに使われる動物由来の製品とは、醸造の過程においてワインと接触する清澄剤(せいちょうざい)に限定されています。
具体的には、動物性たんぱく質由来のゼラチン、アイシングラス(魚の浮き袋から作るゼラチン)、卵白(アルブミン)といった古来から使われている清澄剤がこれに相当します。
ヴィーガンにこだわる生産者の多くは、肥料にも動物性のものを使用しないとか、ビオロジック栽培も並行して行う傾向が多くみられます。