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ドイツワインについて

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ドイツワインについて

概要

寒冷な気候のドイツのワイン生産地域は、世界のブドウ栽培地の中でも、北限に位置し北緯47-52度の範囲にあります。

ラインラント・ファルツ州をはじめヘッセン州やバイエルン州、バーデン・ヴュルテンベルク州などに13の特定栽培地域(アンバウゲビート)があります。

白ワインと赤ワインの比率はおおよそ3:1。味わいのスタイルも辛口、中辛口と甘口の比率がおおよそ3:1となり、近年、料理に合わせやすい辛口、中辛口スタイルのものが、シュペートブルグンダー種、リースリング種、グラウブルグンダー種、ヴァイスブルグンダー種などを筆頭に注目されています。

等級

収穫した時の糖度(エクスレ度)の高さにより、次のような等級に分類されます。

【プレディカーツヴァイン】
クヴァリテーツヴァインよりも糖度が高く、捕糖が認められない厳格な等級。以下の6段階に分類されます。

<トロッケンベーレンアウスレーゼ>
世界三大貴腐ワインのひとつ。エクスレ度150以上。

<アイスヴァイン>
マイナス7度以下の気温の下、ブドウの実が凍った状態で収穫するため、アイスの名が付いています。純度の高い酸味と甘みが特徴です。
2番目に高糖度になります。

<ベーレンアウスレーゼ>
熟し切った果実を粒よりで収穫します。濃厚で芳醇なコクがある極甘口になることが多いです。

<アウスレーゼ>
完熟ぶどうを房選りで収穫。甘口のものが多いが一部辛口も醸造されます。

<シュペトレーゼ>
通常よりも遅く収穫し、甘口~辛口までありますが、味わいは深み、マイルドさを感じることができます。

<カビネット>
厳格な法律により捕糖せずに造られる上、ドイツならではの軽やかさが楽しめます。最低アルコール度7度以上。

【クヴァリテーツヴァイン】
13の特定栽培地域のうちのひとつの地域で収穫された葡萄のみで造られたワインであること。捕糖は認められる。公的機関の品質検査を受け、A.P.Nr.(アー・ペー・ヌンマー)をラベル(エチケット)に表示しなければならない。

【クラシックとセレクション】
2000年ヴィンテージから導入された新たな辛口、中辛口の品質等級。クラシックはやや手軽な価格でドイツの中辛口から辛口のスタイルのワインが楽しめます。

品質基準

【V.D.P.の4段階品質基準】
ドイツの偉大なテロワールを明確に区分するためVerband Deutscher Prädikats und Qualitätsweingüter(フェアバント・ドイチャー・プレディカーツ ウント クヴァリテーツヴァインギューター)が提唱する4段階の品質基準です。

1.グローセ・ラーゲ
 フランスでいうグランクリュ(特級畑)にあたります。辛口のものはグローセス・ゲヴェックスとも呼ばれます。
 収穫量は50hl/ha以下。

2.エアステラーゲ
 プルミエ・クリュ(1級畑)にあたります。
 収穫量は60hl/ha以下。

3.オルツヴァイン
 村名入りワイン。
 エチケットには村名、ブドウ品種名が記載される。
 収穫量は75hl/ha以下。辛口のものはカビネット等の等級表示は使用できません(甘口は可)

4.グーツヴァイン
 醸造所名入りワイン。厳しい審査をクリアしV.D.P.に加盟されたワイナリーのみがV.D.P.Gutsweinと表示できる。甘口、辛口問わず、カビネット等の表記が許されます。ただしアウスレーゼ表記のワインに関してTrocken(辛口)の記載は認められません。

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