５月に訪問したフランス・ブルゴーニュ地方ジュヴレシャンベルタン村のやり手の造り手です。

１９８０年創設。もともと飛行機の整備士をしていたギュイヨン氏がゼロからスタートしたドメーヌです。
非常にやり手です。ワインの売れたお金で新樽や機械を買い増やしワインの品質も急上昇しています。
雹害の多かった２００４年産でさえ、採れたワインからはほとんどその影響を感じませんでした。それだけ畑をくまなく手入れしていることだと思われました。

どこの蔵へ行っても２００４年産はそんなに良くなかったけどここだけは別格においしかったです。

１つの木に７つしか房を残さない徹底した収量制限。さらにベルトコンベアで厳しく選果した葡萄のみ使用。ステンレスタンクで６週間という長めのかもし発酵によりワインに力強さを与えます。さらにフィネスも求めてマロラクティック発酵へ。熟成は新樽で１４～１５ヶ月。澱引きは行いません。

瓶詰め後６ヶ月以内には全部売切れてしまうという驚異の人気ドメーヌです。

もちろんここのメインはジュヴレシャンベルタンのワインですが、ここの「モレサンドニ・ラリオット」は要注目でした。ビロードを感じさせる「ミュジニ」のようなやさしさのあるすごくおいしいワインでした。

http://www2.bbweb-arena.com/wines/myweb1_040.htm