昨日に引き続きブラインドティスティング。
 
5本目は赤。山のぼりんさんの持ち込み。
 
 
エッジが紫色がかったルビーレッド。
プラムやダークチェリーなどを思わせる香。
 
スパイシーな切れのある酸味が特徴。渋みは控えめ。
 
香や味わいからアジア系のワインかと想像、アリカンテ種やメルロー種あたりかと思いきや
 
山形の武田ワイナリーのブラッククイーン種2007古木樽熟成でした。
 
続いて6本目、epoissesさんの持ち込み。
 
非常に淡い、輝きのあるオレンジやルージュがかったルビーレッド。
 
香は赤系ベリーや紫蘇っぽい香。
 
まだ若いワインなのか、全体的に閉じていると言うか引きしまっている印象。
 
酸味がやや強く切れのある風合い。タンニンも余韻に近づくとともに表れます。
タンニンも引き締まった印象。
 
時間とともに開いてくるのかな?
 
色合いと酸味でNZのピノノワールだろうと思っているとイタリア産だというヒントが。
 
この酸の量から北伊に絞り込むにもアルトアディジェあたりのピノネーロかと思いきや
 
なんとピエモンテ産と。
 
生産者はソッティマーノ。MATE2008.葡萄品種は甘口に良く使われるブラケット種を辛口に仕立てたもの。
 
非常に珍しい一本です。
 
 
さいごはたくたくさんの持ち込み。
 
非常に濃い色合いの赤ワイン。黒みがかった小豆色。
ディスクも厚め。
 
ブルーベリーのような果実香と葉巻を思わせるような樽香。
 
酸味、果実味とも非常に凝縮感が高い。タンニンも豊富。
 
飲んだ瞬間にスペインのピングスのセカンドワインを飲んだときのことを思い出してました。ということは
 
きっとこれはスペイン・リベラ・デルドゥエロ産のテンプラニーリョかと。
 
 
 
正解でした。記憶をたどるとちょうど一年ほど前にこのワイン飲んでました。
 
その時ピングスのセカンドにそんなに見劣りしないぐらいのポテンシャルがあるじゃないかと思ったのでした。
 
正確に思い出せてほっと一息です。