昨日は第3回大阪ドイツワイン文化協会の例会が新地でありました。
 
日本ドイツワイン協会連合会の新会長の小柳さんをはじめそうそうたる経歴の方々と
 
4種類のドイツワインとパスタと魚料理を楽しみました。
 
ワインのラインナップはこちら。
 
・ツェーントホーフ・ミュラートゥルガウ・QbA トロッケン(フランケン地方)
 
 
・浅野秀樹醸造所 639 リースリング シュペートレーゼ ファインヘルブ(ラインヘッセン)
 
 
最初のフランケン地方のミュラートゥルガウは暑いところから来て乾いた喉に
爽やかにしみ込むようなフレッシュでフルーティ、爽快な飲み口のワイン。
 
お料理が出てきたところで銘醸ベルヒャーのヴァイサーブルグンダー。
一本目よりもさらに残糖がなくお料理に幅広くあわせられ、でしゃばることのない名脇役といった感じ。
ドイツのヴァイサーブルグンダー種の辛口はかなり幅広く料理に合わせられるものが多いと思います。
 
続いて出てきたのがなんと日本人 浅野秀樹さんがラインヘッセン地方で作った希少な白ワイン。
わずか1haしかない畑から作られたワインで今回主催してくださった大阪ドイツワイン文化協会の
会長である岡本さんが1畝分のワインのオーナー?ということで
飲むことが出来た非常に希少なワインでした。
 
太刀魚?のソテーとも好相性。
 
 
ドイツらしからぬ斬新なエチケット(ラベル)には639とシンプルなデザイン。
詳細は裏ラベルに記載しています。
 
639はどういう意味かと尋ねたところ、浅野さんが仕事を始めるのが毎日6:39からだからとか
 
639(むさくるしい)男ですからとかいう理由らしいです。
 
理由はともかく、そういうことが会話に出て、ワインに興味を抱いてもらえるようにと
このネーミングになったようです。
 
そのうちうちのお店でも扱ってみたいアイテムです。
 
凝縮感のある果実味が上質のドイツワインを感じさせます。ほのかに残糖感を残した中辛口。
ほどよく飲み応えがあり、ワインだけでも楽しめそうな一本です。
 
最後はご存知の方も多いドイツの銘醸シュタインベルガー・カビネット。
 
均整の取れた酸味と甘みが見事に調和してデザートとともに美味しく楽しむことが出来ました。
 
ワインのセレクトはドイツ商事の松田専務。
 
ドイツの白ワインだけで起承転結を楽しませてくれる素晴らしいセレクトでした。 
 
 
 
今回の会の中で会長の小柳才治さんから直々にドイツワインケナー受験対策講座を開催してほしい
 
とのご依頼を頂き、微力ながらうちのお店のワイン会を利用して
 
再来月あたりにでも一度ドイツワインの会をしてみようと思います。
 
ドイツワインケナー、関西にも試験会場があるとなお良いのになあと思います。 
 
今年も10月16日に東京都千代田区神田駿河台、総評会館で行われる予定です。
 
   認定試験が「日独交流150周年」認定事業に選ばれているようです。