ひねったワインをブラインドで利く会として?定着しつつあるヤフブロ・ブラインドティスティング・ワイン会
 
今回は吹田のうちのお店の、いつもワイン会で使っている2F会議室で開催です。
 
たくたくさんepoissesさんと私の知り合いの4名で5種のワインを利きました。
 
 
最初の2本は私の持ち込み。
 
例によっての飲み比べ。
 
 
実は同じ生産者の同じ価格帯のセパージュ違い。
 
左はラングドックのシャルドネ、右は同じくラングドックのシャルドネ+ヴィオニエ。
 
左のシャルドネに比べて右のヴィオニエが加わっている方は
 
色もやや濃い目、香にトロピカルな果実香があり、余韻にはほろ苦味が。
 
こうして比べることでヴィオニエの個性が分かりやすいかなと思ったのですがなかなか難易度は高かったようです。
 
 
1500円ほどのワインですが皆さん2000円ほどかといってくださいました。
 
次のワイン、
 
 
やや濃い目の山吹色。
 
香にはハチミツ香、石灰っぽさ、アンズのニュアンスも。
 
味わいは、冷涼な産地を思わせる爽やかな酸味、独特のオイリーさも加わった
酸化熟成のニュアンス。
 
最初はアルザスのリースリングかと思いきや
 
ピノグリやゲヴュルツ、シャルドネなどに思いを巡らせ
 
なんと答えはこちら
 
 
イタリア・ロンバルディア州、オルトレポパヴェーゼのリースリング!
 
遅摘みということでボトリティス由来のはちみつ香があったんですね。
 
次は赤
 
 
微発泡しており、香は閉じ気味。旨みたっぷりでクリーンなニュアンス。
 
ロワールの自然派の赤かと思いきや
 
ドイツ・ファルツ州 ベッカー・シュペートブルグンダー2008
 
このワインは2006、2007と飲んできていたのですが発泡感は皆無。
 
まさか2008にしてこれだけの発泡があるとは!
 
ワインの奥深さを感じた一本です。
 
 
最後はなんとハンガリーのシラーでした。
 
ハンガリーにシラーがあることすら知りませんでした。
 
熟成感のあるまろやかな味わいに言われればかすかにスパイシーさも。
 
 
初出場の彼曰く、
 
この会にはこれぐらい複雑なものを持ってこないといけないと思ったそうです。
 
さらに難易度の高くなりそうな次回も楽しみです(ToT)/