昨日はドイツワイン上級ケナーの試験がありました。
 
ワインの試験ですが、ワーグナーの音楽祭の開催場所をきく問題がでたり
大統領の任期は何年などワインだけでなくドイツの文化なども幅広く問われる問題もあるんです。
 
筆記はそこそこ出来たように思えたのですが
 
ティスティングは???です。
 
いつも後で思うのは第一印象が大事だったな・・・・・と。
 
16:00、試験のあとは同じく受験されていたJuraosonさんと合流。
 
帰りの電車が7:30だったので、
 
東京丸の内へ行ってまずお茶
 
じつはわたしもJuransonさんもスイーツ好きということが判明!
 
そして5:30にAUXAMIS丸ビル店へ
 
 
ワインはマルセル・ラピエールのモルゴン2008(ガメイ種)。
 
まだ若めな印象、口当たりの微炭酸がもうすこし切れたころが本領発揮か?
でも今でもピュアな果実感とすっきりした酸味は見事な個性として
ワンランク上のガメイを表しています。
 
時間の関係で料理は前菜とお肉料理。
 
前菜はアマダイのマリネ、中央にシャンパンヴィネガーのムースがのってあり
まわりにはライムのソースが
 
思わずスパークリングワインがほしくなる一皿ですが
 
このマルセルラピエールの微炭酸感がそのへんをうまくフォロー。
 
二皿目は鴨肉のロースト、赤ワインといちじくのソースで。
 
通常のガメイなら鴨肉に負けそうですが彼のモルゴンはピノノワールなみの力強さが。
 
時間とともにワイン内に残っていたガスも切れ、ボトルの底の方は澱による旨みも増え、
 
それにイチジクのソースが、このモルゴンとの相性をさらに良いものにしてくれました。
 
 
そして最後にデザートワインをグラスで頼むとなんとシャトーリューセックの1983が!
 
しかもお手軽な価格で!!
 
色はもはや琥珀色、香にもシェリートーンが現われはじめ、深みがました感のある極甘口。
 
満足のいく食事の後でのデザートワインはほんと格別!
 
それが年代モノだとさらに感動が深まりました。
 
短時間ながら素晴しい時間をすごせました。Juransonさんどうもありがとうございました。