夜桜見に行ってきました。

お店のお客さんとその知り合いの方たち11名ほどで近所の公園へ。

みんな飲む飲む。桜どころではないぐらい、飲んでしゃべって、食べました。
2時間もすればワインの空ボトルがいっぱいごろごろしてました。

この日は寒いだろうと思って、少し厚着ぎみに。
4月の夜桜は時に寒さとの戦いのときがありますね。

それを見越して、今回はわたくし、店長特製グリューヴァイン(ホットワイン)を作って持参しました。

グリューヴァインは私がドイツのワイナリーで働いていたときに、畑仕事中、非常に寒い日など差し入れで休憩時に飲ませてもらっていた思い出の一品です。温めるのでアルコールはあまりありません。

日本の味噌汁のように、各家庭の味があり、作り方も千差万別。
各職場にグリューヴァイン作りの名人が居たりなんかしました。

基本は安い赤ワイン750mlを沸騰しない程度に温め、そこにシナモンスティック1,2本。
レモンの輪切りまたはレモン果汁少々。砂糖大さじ2杯程度。
これで充分グリューヴァインっぽく出来上がります。

あとは、クローブの実を入れたり、オレンジの輪切りを入れたり、取って置きの秘伝はローズヒップの紅茶のティーバックを隠し味に入れるんだという同僚もいてました。

宴たけなわで酔いも回ってきて、少し肌寒く感じ始めたころに、お鍋ごともって来たやつを火にかけてみんなで飲みました。
少し癖のある味なので、受けるかどうか心配でしたが、上々の人気でほっとしました。

ドイツ文化の啓蒙の意味も込めて、これからは夜桜宴会の時には是非作ってもって行きたいと思ってしまいました。