ドイツワインの王様と呼ばれるラインガウ地方のど真ん中。
「ヨハニスベルク」と「フォルラーツ」に挟まれたエストリッヒ村にあるちいさなワイングート「ビーボ」へ訪問してきました。

ここの当主には以前、非常にかわいがってもらい、いろいろとワイン造りを教えていただきました。

ここのワインの特徴は何といっても変わったラベル。
木樽の留め金の部分の装飾として作られた小便小僧のようなキャラクターが描かれ
その下に「Trauben Saft Gibt Menschen Kraft」「ぶどうの汁は人間に力を与える」
と書かれています。

思わず、「子宝に恵まれるご利益でもありそうだね」と尋ねると「そう言って買いに来る人も
いるんだよ。」と。

とりあえず試飲。畑ごとに細かく分けられたワインを、気がつけば15本ほど試飲。
ラインガウ地方独特の真の強さに加え独特の複雑味の加わった良品ぞろい。

その中でも気に入ったのが「ゴルトベルク」(黄金の山)と名付けられたもの。
シトラスやアプリコット、蜂蜜のような香に、フルーティでバランスがよく
ラインヘッセンのようなしなやかさも兼ねそろえた、やや辛口。
値段も日本円で1000円少しでいけそう。

思わず「これください!」ということで直で輸入することになりました。
小さな造り手なので数に限りがあるのですが、味が良かったのと、ラインガウのど真ん中
にある畑のワインの割りにお手軽価格!
そして何より「子宝に恵まれるご利益ワイン」として贈り物にも喜ばれそうと言うことで、
仕入れることになりました。

2,3ヶ月で入荷する見込みです。
ご興味のある方は首を長くしてお待ちください。