今回のワイン視察旅行ではドイツ、フランス合わせて15件ほど、蔵を回りました。
そのなかで、一番の収穫だったのが、
今回ご紹介するリュリー地区の「ポールジャクソン醸造所」です。
「とにかくここの白は旨い!!」
前評判も高く、パリの三ツ星レストランがこぞってオンリストしている作り手だとか。
「トゥールジャルダン」「タイユヴァン」などなど。
14種類飲ませてもらってその中で最も気に入ったのが
「ブズロン」と「リュリー1erCru ラ・ピュセル」
「ブズロン」は1998年にAOCに昇格したなんとアリゴテ種から造られる
白ワイン。アリゴテというと安ワインのイメージがありますが、ここのは一味違いました。
おしゃれな日本料理屋にすごくおすすめです。爽やかさ、控えめさ、まろやかでほろにが感が
魚貝類との相性抜群です。
おすすめ料理は、生牡蠣、サザエの壷焼きなどです。
そして「リュリー1erCru ラ・ピュセル」
絶句です。
へたなミュルソーやピュリニーモンラッシェより格段においしい!
柑橘系の香にかすかに甘い樽香も。ボリューム感のある果実味にまろやかなコク絶妙の
バランス。このワインはワインにこだわってるフランス料理屋さんにおすすめしたいです。
同じ1級畑にグレシニィという畑のワインもありました。
石灰質の土壌で実はポテンシャルはラ・ピュセルよりも高いかも。
しかし、若いヴィンテージのものなら「ラ・ピュセル」のほうがまろやかで、
飲み頃に近いです。
全国の料飲店のみなさん!一押しワイナリーです。
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