前月のワイン会のワイン。
6本中2本は、やや甘口ドイツワインを開けました。
意外にも大好評!

ドイツワインといえばただ甘いだけというイメージがやや強くありますが、
本当においしいドイツワインは洗練された甘さと爽やかな酸味が絶妙です。
今回参加された方もその違いが飲んでみてわかってもらえたようです。

今回開けたのは
ドイツで5個しかないオルツタイルラーゲと呼ばれる村名表示を省略できる
銘醸畑、ラインガウ地方の
「シュタインベルガー・QbA」と
ゴーミヨ4つ星。モーゼル・ツェルティンゲン村の雄
ゼルバッハオスターの「グーツ・リースリング・カビネット。」

グーツ・リースリングとはややこしい村名や畑名表示を省略して
ワイナリーの名前と等級のみを表示してある、いわゆるその作り手の看板ワイン的存在。
今までは畑名が載ってないとどこの畑で取れたかわからない
怪しいワインというイメージがあったのですが、
ワイナリー名を冠することにより、造り手の看板的ワインとして、
また、ラベル表示がシンプルなわかりやすいワインとして、近年注目されています。
このワインも「フード&ワインマガジン」で5グレートリースリングに輝いた銘品。

http://www2.bbweb-arena.com/wines/

いいドイツワインはほぼリースリング種から造られます。この二つもそう。
香になんともフルーティなアプリコットや白桃のような香があり、
前述どおり酸味と甘みのバランスが絶妙。
料理と合わすよりはどちらかといえば食後向けです。

今回はなんと参加メンバーのかたが手作りのパンを焼いてきて下さいました。
レーズンなどがちりばめられていて、中にはカスタードクリームが入っており、
当初の想像通り、ドイツのこのワインたちにばっちり合いました。

プチ贅沢な気分でした。