ここへ訪問したのはもうだいぶ前のことですが、
最近写真を整理してたらここの写真が出てきました。

今でこそ、ドクターローゼンと言えばモーゼルを代表するワイナリーですが、
現当主エルンスト氏が継いだ頃は波乱万丈だったようです。

あまりにも品質にこだわるエルンスト氏に従業員から反発が高まり、
ほぼ全員辞めてしまったらしいです。

そこからが本当の意味でのドクターローゼンのスタートでした。
あくまでも妥協せず、自分の理想とするワインを追い求めついに念願の
ゴーミヨ誌の年間最優秀ワイナリーにまで登りつめたのでした。

天才というかもう変態の域ですよこれは。
顔はワイルドな南こうせつみたいな感じです。

ここへ訪問したとき思い出すのが、ボトルの前に石を並べてくれて
この畑はローターシーファー(赤色粘板岩)ここはブラウシーファー(青色粘板岩)
などと言う風に、土壌の違いを実際に目で見させてくれた上で、
格畑の違いを熱心に教えてくれたことが思い出されました。

なんでも今度ドクターローゼンがちょっとだけ日本のテレビに出るそうです。
「辰巳琢郎の新ドイツ紀行」と言う番組らしいです。
テレビ大阪では10月9日の14時~14時55分まで。
テレビ神奈川では10月14日15時からだそうです。
どんな内容かは全然知りませんが、ドイツワインの良さが少しでも伝わればと思いました。