一昨日は当店主催のワイン会でした。

今月のテーマは、「お鍋にワイン」ということで、
水炊きを作って、それにワイン6種と合わせてみました。
最初はポン酢で食べて、その後に市販のゴマ味噌だれを加えて2パターンのお鍋を
楽しみました。

選んだワインはこちら
1、JHゼルバッハ・リースリング・ホッホゲヴェックス03(ドイツ白)
2、カリテラ・シャルドネ(チリ白)
3、プエルタ・デル・ソル(スペイン白)
4、パラン・ブルゴーニュ・ピノノワール(フランス赤)
5、エミュー・リーチ・マルベック(オーストラリア赤)
6、ボナッキ・キャンティ・クラシコ(イタリア赤)

お鍋の具は豚肉、タラ、白菜、水菜、シイタケ、白ねぎなどなどです。
まず、ポン酢でいただき、その後、市販のゴマ味噌ちゃんこ鍋の素を加えて再度相性診断。

お味噌のコクにごまの風味と味噌とだしから来る甘みが特徴的なお鍋。
お魚やお肉の旨みもよくでています。

なんと、この甘みのあるだしに1、のリースリングがピッタリマッチ。
ワインのほのかな甘みと、だしの甘みが見事にマリアージュしました。
2、3、のワインもポン酢よりも相性が良いのか、飲むピッチがよくすすむ感じでした。

赤では、優しいタッチのブルゴーニュが胡麻の風味となぜかしっくりきました。
やや渋みの強い5,6のワインは、鍋の風味を押さえ込んでしまう感じで×な印象でした。

結果的には、去年やった「すき焼きにワイン」の方がむしろワインと相性が良かった感じがします。
その時も断然相性がよかったのがドイツのリースリングでした。

すきやきやごまだれなど少し甘みのあるタレにリースリングがかなり相性良いことが判明しました。

個人的におすすめは、おなべにポン酢なら、爽やかで酸味の強い白辛口がおすすめ。
青草や香草のニュアンスのあるものがいいですね。手に入りやすい葡萄品種では
ソーヴィニヨンブランだと思います。涼しい気候のところで取れたものがいいですね。

ごま味噌ちゃんこ鍋にはリースリング!今回はQbAクラスのハルプトロッケンでしたが
クラシッククラスのリースリングなどが一押しです。赤なら、やさしいACブルゴーニュなんかも
捨てがたかったです。