今月のワイン会の3本目と4本目は

アンティノリ・サンタクリスティーナ05とローズマウント・カベルネメルロー06飲み比べでした。

アンティノリのサンタ クリスティーナは昔よく飲んでたワインで輸入代理店が変わってから
あまりお目にかからずにいて、とっても久しぶりに飲みました。

その当時のふれこみでは、オーナーの愛娘の名前クリスティーナをつけたワインで、
オーナーの思い入れがある分、値段の割りに高品質な葡萄を使っていると聞いたように
思うのですが、違ったかな?地名もサンタクリスティーナってあったようにも思うし・・・。
知っておられる方おられましたらお教え下さい<(_ _)>

飲み比べと言っても品種も違うのですが、
このふたつ飲み比べるとすごくわかりやすいのが、残糖感の違い。

ローズマウントのほうは、ニューワールドの典型的な果実味とほのかな残糖感が如実に感じられ
サンタクリスティーナのほうは、果実味よりもタンニンやアルコール的な要素が前に出た感じ。

聞いた話ですが、ニューワールドワイン嫌いのあるフランス人になぜニューワールドワイン
嫌いなんだ?と聞いたところ「あんなの砂糖の味だよ」と答えたとの事ですが、
たしかにニューワールドワイン全般にフランス・イタリアワインに比べると
残糖を残したタイプが多いですし、このローズマウントもそんな感じでした。

12人に飲み比べてもらってどっちが好きですか?と聞いたところ
5:7でローズマウントの方がやや受けが良かったようでした。

僕はサンタ・クリスティーナの方に一票でした。

7、8年前に何ヴィンテージか飲んだイメージではもっとソフトなイメージがあり、
今回のメーカーからのコメントも「柔らかさと飲みごこちの良さが特徴」とあったのですが、
久しぶりに飲んだサンタクリスティーナは、2005年というビンテージのせいもあるのでしょうが
力強さが印象的でした。