5月のワイン会、3本目と4本目はシャルドネの飲み比べです。

仏:シュールダルク・シャルドネ・ヴィエイユ・ヴィーニュVdP 04 ¥1080

チリ:エチェベリア・シャルドネ・アンウッド04 ¥1134

通常、この価格帯のシャルドネの飲み比べならば、

明らかに、チリ産が凝縮感に勝って感じるものですが、今回のシュールダルクはがんばってます。

チリワインにも負けないコクがありました。

ヴィエイユ・ヴィーニュといって、樹齢40年ほどのものを厳選して収穫しているため

このコクが生まれるのです。

シャルドネらしい果実味と余韻に行くに従ってあらわれるほろ苦味が味わいに

奥行きを与えてくれます。

一方チリのエチェベリアも秀逸でした。

香港のペニンシュラホテルや日本の帝国ホテルにも使用されたことのある実力派です。

アンウッド(ステンレス貯蔵)と言うことで、果実味の前面にでたフルーティータイプの

シャルドネ。まろやかでお口の中に広がる感じがとってもエレガントでした。

どちらも品質的には甲乙つけがたいものがありましたが、

多数決では8:4でフランスのシュールダルクに軍配が上がりました。