カツオのカルパッチョにワインを合わす。6月のワイン会
今月のワイン会は
欧州のワインとニューワールドのワイン、料理に合うのはどっち?
ということで、3品の料理に6種のワインを合わせました。
今回出される料理はこちら。
前菜 :軽くスモークしたカツオのカルパッチョ。吉田ファームのハーブ添え
パスタ:4種のチーズのペンネ
メイン:詰め物をした仔羊のロースト マスタードソース
これに白ワイン2種類、冷やして美味しい赤2種類とフルボディの赤2種類を合わせます。
まずはカツオのカルパッチョには、
先月も出したこのワイン。
1、ミッシェルマス・ソーヴィニヨンブラン05(フランス ラングドック産¥780)
2、テラノブレ・ソーヴィニヨンブラン05(チリ産 ¥780)
料理なしでこの2種類を飲み比べた先月は9:5でテラノブレのほうが人気でした。
しかし今月カツオのカルパッチョとこの二つのワインを飲み比べると・・・・
ほぼ満場一致でミッシェルマスのワインのほうが料理と合い、おいしいと言う結果になりました!
やはりニューワールドワインは果実味が強すぎ料理をサポートすると言うよりは
ワインが前に出すぎて、料理の繊細さを生かすことが出来ませんでした。
その点、やや薄めのミッシェルマスは見事に料理を引き立ててくれました。
ワインだけの評価なら凝縮感のあるテラノブレのほうが、格上の気がしますが、
料理と合わせると言う観点からでは、欧州ワインミッシェルマスに軍配が上がりました。
予想はしていましたが、実際試してみて舌で実感できとても楽しかったです。
カツオなら軽めの赤が合うといわれる方もワイン専門家の中におられるので、ついでに
ライトな赤ワインシチリアのフラッパートも合わせてみました。
現地でもこの組み合わせはあるそうです。
予想以上に相性は良かったです。でもベストマッチはやはり
ラングドックのソーヴィニヨンブラン、ミッシェルマスでした。
是非お試しを!!