今日は関東からのお客さんが!

ミ・スエーニョ・エリャーノをもってやってきてくださいました。

ブログでもご存知のみっちいさんです。

美味しいナパヴァレーのワインの直輸入元さんでもあります。

ここの扱っているミ・スエーニョの素晴らしさに惹かれて、シャルドネ、ピノノワール、
カベルネソーヴィニヨンを扱わせてもらっているのですが、

今日はミ・スエーニョ・エリャーノ(カベルネソーヴィニヨンとシラーのセパージュ)を
はじめ3本のワインを
持ってきてくださいました。

ミ・スエーニョとはロランド・ヘレラ氏が1997年に立ち上げたワイナリーです。
ロランド氏はそれまで、あのスタッグスリープで7年間セラーマスターを勤めた後、
ポールホッブスでコンサルティングディレクターを勤めるなどの素晴らしい経歴の
持ち主です。

元はメキシコ移民で石壁つくり職人のブルーワーカーだった彼は、
持ち前の真面目さ、働くことへの意識の高さを認められ、まさに現在進行形の
アメリカンドリーム・キャッチャーへと登りつめています。

試飲したワインはこちら
写真左、テラシーズ・シャルドネ・ナパヴァレー06
写真右、チェイス・ファミリー・へインヴィンヤーズ・ジンファンデル06
写真中、ミ・スエーニョ・エリャーノ04

どれもちょっと日本では手に入れられないようなレアなワインです。

やっぱり一番印象に残ったのが
ミ・スエーニョのエリャーノでした。

黒っぽいルビー色、煮詰めたカシスやバリックトーン、インキーなニュアンスの複雑な香。
かなり凝縮されたボディ、果実味がジューシーでリッチなコク、
余韻も長くタンニンもかなり上質。

このワインを飲んで思い出したのは、

「アランブリュモン・シャトーモンテュス・XL」
「ヌマンシア03」
「フロール・ド・ピングス03」
などです。

カベルネとシラーのブレンドが、最上質のジュットヴェストのタナやスペインのテンプラニーリョをも
彷彿とさせました。

生産量の少なさなどから、雑誌などの露出をかなり制限させている作り手ですが、
おそらくパーカーさんが飲んだら95点前後つけてしまうでしょうと思ってしまいました。

このワインでもすごいポテンシャルなのにさらにその上をいくと言われていたのが
「ミ・スエーニョ・カベルネソーヴィニヨン」
http://item.rakuten.co.jp/wine-kinokuniya/misuenocs/
美味しいワインを3種も試飲できて今日は夜まで幸せな余韻に浸ってました。