先日大阪で初めてのヌーヴェルセレクションの試飲会があり行ってきました。

ここの売りは新ブルゴーニュの担い手たちが勢ぞろいしていることと

RMのシャンパーニュ、そしてアルザス・ビオ・ディナミの巨匠マルセルダイスでしょう。

まず、シャンパーニュ。

感動したのがフランソワーズ・ベデルの「ディ、ヴァン・スクレ」
泡が非常にクリーミー!緻密で繊細!僕の好きなやや熟成されたシャンパーニュに
ある「泡のこなれ具合」が感じられて、すごく気に入ってしまいました。

あと、ポール・デテュンヌやユベール・ドーヴェルニュなどお初のティスティングだったんですが
かなり気に入ってしまいました。

そしてアルザスのマルセルダイス。

4種類ほど試飲できました。
なかでも気に入ったのが「ゲヴュルツトラミネール・サン・イポリット04」
ゲヴュルツ種らしいスパイシーさとマルセルダイス特有のジューシーさが相まって
最高のハーモニーに!今まで飲んだゲヴュルツの中でトップ3には入りそうな逸品でした。
おすすめです!

そして初リリースの「ヴァン・ルージュ」!ピノノワール100%の
ダイスの赤です。好き嫌いが分かれそうな感じのピノですが、
ここにもやはりマルセルダイスらしいジューシーさがあらわれていました。

続いて、「ルーデュモン」。
ご存知仲田晃司さんがブルゴーニュで展開するドメーヌです。

人気のムルソーはさすがになかったんですが、
「サヴィニー・レ・ボーヌ05」で充分多能させてもらえました。
きれいでまろやか、水菓子のような透明感のある甘さのようなものすら感じそうな
すばらしい白ワインでした。

そして今回発見したのが「クルティエ・セレクション・ムルソー1998」
通常のムルソーが超品薄な中、飲み頃の1998年ヴィンテージで、
しかも値段が5000円を切るという破格ぶり!

充分エステートのムルソーの代役を務めてくれそうです。

他にも、「レイエンヌ・パスカル・ブレーのヴォルネイ01」や
「アニェス・セバスチャン・パケのオークセイ・デュレス06」
「ナタリー・ヴィゴのヴォーヌロマネ05」など、
今年のなかで印象に残るであろうブルゴーニュを一日で堪能できた一日でした