ロワール地方のソーヴィニヨンブランとシュナンブランの飲み比べです。

1、フィリップ・テシエ・シュヴェルニー2006
2、ドメーヌ・デ・ギュイヨン・ソミュール・ヴァン・デュノール2006

どちらも同じ2006年産です。

1、ソーヴィニヨンブラン種メインに少量のシャルドネ種のセパージュ。
2、はシュナンブラン種100%です。

色あいはどちらも良く似た明るめの麦わら色、ソミュールの方がやや濃い目です。

1は柑橘系、熟したGFやハチミツの香り、柑橘系の果実味とほろ苦味が印象的。
若いソーヴィニヨンブラン種らしい特徴です。余韻もやや短めでさっぱりしたもの。

2はミネラル香に柑橘系果実香、カシスの芽など。
まろやかさとほろ苦味、ふくよかさ。僕のイメージするシュナンブラン種のイメージ
そのままでした。

2のワインは5日ほどかけて飲んだのですが
徐々にほろ苦味がまろやかになってきてエグさが徐々に薄れてきます。
そして少し甘み、旨みのようなものも感じさせてくれました。

このワインはリュットリゾネ(減農薬栽培)で今話題のノン・スフレの自然派ワインほど
ではありませんが若干の放置で美味しくなるのかもと思ってしまいました。