ワイン会最後の2本はこれ!
・アンティノリ・ペッポリ・キャンティクラシコ2004
・ガイヤ・バルバレスコ・1990

ついにガイヤの年代物バルバレスコ登場です!

ほんの数週間前ガンベロロッソで年間最優秀ワイナリーに選ばれたという噂も
耳に流れてきました、あのピエモンテの巨匠アンジェロ・ガイヤ(ガイア)です。

さすがに18年の熟成により色合いは琥珀がかったガーネット。
香はブランデーやシェリートーンが主でした。あとからバニラ香も。
アルコール度も14%!高めですね。

希少な一滴をおそるおそる口に含ませますと、
熟成により贅肉をそぎ落とされたようなほっそり感。

そのあとからアルコールに由来するボディ感。
タンニンはこなれており、酸味も嫌味なく健在しています。
余韻に到ってもアルコールっぽさが尾を引くような、長めでしなやかなフィニッシュ。

まるで軽めの酒精強化ワインを思わせるような余韻でした。

このワインは味わいの好き嫌い、値段うんぬんを超越した感動を僕らに与えてくれました。

これからイタリアへ旅立つ友の門出に
僕達からの最高のおもてなしとして十分な存在感を示してくれました。

ワインというのはTPOに合わせて使い方によってその場をほんとに
素晴らしくコーディネイトしてくれます。

そんな重要さが感じられた1本でした。