毎年一年が終わると、その年飲んだワインを振り返ってみて

色々と印象に残ったワインを思い返すのですが、

2009年も試飲展示会などで試飲したものを数えると1000種類ぐらいは飲んでコメントつけてました。

そんな中で一番印象に残った白ワイン、

今年はずばりこれです!

アルザスのやや辛口白ワイン。体にも自然にも優しいビオワインです。

鋼を思わせるようなミネラル溢れる酸味に、
すっきり感と凝縮された果実のニュアンスが内封されたような味わい。

それにかすかな甘味が絶妙です。
アルザスのビオワインといえば、僕の中ではずっと
マルセル・ダイスが大好きだったんですが
その牙城を崩さんばかりの、いや噂どおりの素晴らしいワインでした、
マルク・テンペは。
飲んだ自分もきれいに浄化されるような錯覚に陥るほどの、
清らかな美味しさでした。