はやいものでもう13回目を迎えるブラインドティスティング勉強会。
 
いつの間にか進路がマニアックなワインの品評会のようになってきましたが
 
今回はスタンダードなものをということでしたが・・・・・。
 
赤3、白2種類を楽しみました。
 
1本目
 
すこしゴールドを帯びたクリアで淡い色調。
洋ナシやビワ、ライムやパッションフルーツなどの香に石灰っぽさや雨に打たれた石のようなニュアンスの香も。
 
酸味主体で微炭酸も少し。フルーティでボリューム感もありますが甘みはわずか。
どちらかというとドライな残糖のない辛口の印象。
 
味わい、香からはリースリングを最初に感じますが色合いが予想より濃いのが気になる・・・・。
 
ドイツではこんなしっかりしたリースリングはできにくいと高をくくっているとワインは旧世界ものだと。
 
色合いから言ってピノグリあたりにイメージが移っていきましたが、
 
答えはドイツのリースリング。
 
【ゲオルグブロイヤー・ソヴァージュ2008】
 
確かに彼のリースリングならこのドライさ、凝縮感もうなづけるかと・・・・・。
 
ハードタイプやアイユの入ったフレッシュチーズとも相性よし。
なぜかペッパーのまぶしたスモークサーモンと合わすとサーモンの臭みが少しだけ強まってしまいました。
 
 
2本目は
ややグリーンがかった淡い麦わら色。
ハーブやシトラスなどの柑橘系の香にあとからリンゴのニュアンスの香も。
 
シャープな酸のたつ、レモンを絞ったような酸味が印象的。
ヨードを思わせる塩味も時間とともに現れます。
ほどよく雑味も感じるドライな辛口仕立て。
 
ソーヴィニヨンブラン、ミュスカデ、シャブリ、アリゴテのどれかまでは絞ったものの
ファイナルアンサーは間違い。
 
答えは
ウーダン・シャブリ2008
マキコレからの一本でした。
 
 
赤ワインの続きはまた次回に