気合を入れてドイツワインのお勉強です。
まずは産地から。
 
ドイツには16の州があり、13のワイン産地があります。
その中で、最も栽培面積が大きいのがラインヘッセン地方です。
西はナーエ川、北と東はライン川に接し、
マインツ、ヴォルムス、ビンゲンの3つの都市を結ぶ大三角地帯に位置しています。
 
なだらかな丘陵地や平地が多く、葡萄畑の他にもひまわり畑や牧草地が混在する
ドイツの農村風景が広がります。
 
土壌は黄土層に石灰岩と砂岩が混成した微粒砂土。そこからソフトでデリケートな
柔らかくまろやか、フルーティーなワインが産まれます。
 
ワイン初心者にはうってつけの飲みやすいやや甘口ワインが有名ですが、
RS(ラインヘッセン・シルヴァーナー)という辛口ワインも造られ、
実は世界で最もシルヴァーナーが栽培されているのがここラインヘッセン地方です。
 
<銘醸ワイナリー>
グンダーロッホ(2009ゴーミヨ3つ星)
など
<銘醸畑>
ダルスハイマー・フーバッカー
ナッケンハイマー・ローテンベルク
ニアシュタイナー・ペッテンタール、ヒッピング
など
 
<当り年>
2007、1998