あるブログの蟹の記事を見ていると無性に蟹が食べたくなってきました。
これから涼しくなってくると蟹のシーズン到来ですね。

日本酒もいいけど、ワインなら白の辛口を。
磯の風味たっぷりのカニミソにワインをあわすなら、やはり磯の塩味の
ようなニュアンスのある「ミュスカデ」かなあ。
カニミソの風味に負けないように、少しいい造り手のものを合わせたいですね。

焼ガニを殻ごと身をほおばった時の、炙った香ばしさと磯の風味には、燻したニュアンスや塩味やミネラルの感じるワインが合いそうです。
樽熟感のあるシャブリや、プイィフュメ。コート・ド・ボーヌならミュルソーよりも
ピュリニーモンラッシェのほうが、クリスピーな感じが合って良さそうです。
時々良質なラクリマクリスティにも独特のクリスピーな味わいのものがあって、
イタリア派ならそちらもOKかも。

カニ鍋には。
ポン酢で食べることを考えると、やや酸味の強めの白ワインがいい。
シャルドネやフュメブラン種のカリフォルニアの白も良く合いました。
意外なところでドイツ・モーゼルのリースリング種のトロッケン(辛口)。
申し分のない酸味と、粘板岩土壌から吸い上げたミネラル感が、カニにも
ポン酢にも受け入れられます。

今述べた以外にも色んなタイプの白辛口ワインに合いそうですね。
海のものだけに、魚貝類の幸の豊かな地方の白を合わすほうがしっくりいきそうです。

もし今、カニづくしのコースになにか1本ワインを選べと言われれば、
今日ならなんとなく、シャブリのプルミエクリュ・ヴァイヨンあたりが飲みたーいです!