今月のワイン会5本目と6本目はこちら。

・ヴィラ・アンティノリIGT 2002  ¥2817
・ローズマウント・ダイヤモンド・カベルネソーヴィニヨン 2005 ¥2100

ヴィラ・アンティノリはすごく久しぶりに飲みました。
昔はお店でも良く売れていて、その当時はたしかキャンティクラシコDOCGだったと思います。
エージェントが変わってご無沙汰しているうちにIGTになって、
セパージュもサンジョヴェーゼにカベルネソーヴィニヨン、メルローになんとシラーまで
加わっていました。

久しぶりの対面はどんな味なのか、02年だし、小ぶりかななどと思いながら、試飲。

黒スグリやベリーの香り、スモーキーさも感じる木樽香。
口当たりはソフトで、ビロード系のまろやかで長く続くタンニンへと移行。
小ぶりな年と言われた2002年ならではか、今飲んでちょうどおいしい
フルボディの範疇ながら、非常にエレガントで優しい味わいでした。
これも二重丸。でも他の年も飲んで見たい。そんな渇望感をかきたてる久々のご対面でした。

ローズマウントはやはりパワフル。残糖感をかすかに感じるアタック、
コクと果実味が支配的なボディ。余韻もしっかりあり、
上質のニューワールドワインでした。

またまたどちらが好きか多数決をとる事に。

今度は1票差でヴィラ・アンティノリの勝ち!

果実味やパワーだけではない、奥深さが勝っていたように思います。