名月を見ながら、先日入荷したフィリップジャンボンのユンヌ・トランシュを開けちゃいました。

うちのお店に入ってきたのが9月後半。

繊細系のワインだし、輸送の疲れを落ち着かせるため、しばらくは開けずに

寝かしておこうと思ってたのですが、何となく満月を見てたら開けたくなる自分を

押さえられませんでした。"^_^"

ブログを通じて買ってくださった多くのみなさんにも味わいの報告もかねて。

色合いはややくすんだ感のあるあずき色。

香は一瞬還元香っぽいものを感じたのですが(ほんとに一瞬)

そのあと見事なまでのブルーベリーを思わせるようなきれいな果実香が広がります。

まだ若いワインだし、口当たりにはフレッシュ感をも伴う酸味が印象的。

徐々にしみ込む系の旨みが口中に広がります。

味わいの中心を果実に例えるとざくろのような・・・。

とっても美味しいです。
・・・で。

グラスで数時間たつと、最初は分離感のあったアタックの酸味としみ込む系のボディが

一体感を持ち始めてさらに美味しさアップ!

ガメイらしいやさしい美味しいワインでした。