前回の続きで4本目からの赤ワインをブラインドで試飲。
赤いウサギさんの出品ワイン。

色合いはややエッジがルージュがかった小豆色。粘性も高め。
香りはポルトワインのようなやや酸化的なニュアンス。樽の風味も少し。
味わいはかなり濃い目、凝縮感が高く、甘苦味を感じます。
かなり暑い産地か暑い年のワインか?余韻も長め。

最近飲んだワインでは「クルニ」に似た雰囲気だがあんなスタイルのワインはそうないはず・・・。
干し葡萄を加えたワインのようなニュアンスも感じながら・・・。

答えは
マルケ州ウマニロンキの超限定品「ロッソコーネロ・スプラ2003」と。

同じ産地マルケ州で同じ品種モンテプルチアーノである「クルニ」に似ていると思うのも当然でしたが、
確信が持てず・・・・・。

次も赤。

色合いはややオレンジがかったルビー。
黒い実のベリー系の香に青っぽい香も。

ミディアムボディでエレガントなボディ、きれいな酸。
青っぽい香はカベルネ系を連想させながらも
酸味のノリから冷涼な地方を想像し、よく出来たバルドリーノあたりを思いながら、

実は・・・・

国産。高畠ワイナリー。メルロー・プレミアム2004.

国産ワインもレベルが上がったなあと異口同音でした。

最後の赤。
エッジが紫みを帯びたルビーレッド。エッジの紫みから若いワインと想定。
すっとしたスミレのような香にベリー系の香。凝縮された赤ワインながら甘みを若干感じる
スタイル。余韻に苦味と渋み。

これまた白旗状態。産地品種とも??です。

ジラルディ・ドルチェット・ディ・ドリアーニ2006

なんとイタリア・ピエモンテ州。

2006にDOCGに昇格したドルチェット種のワインです。

一度飲んでみたかったワインだったので飲めてちょっと嬉しかったけど・・・。

回を増すごとにマニアックなワインが続出の

おそるべき?ブラインドティスティング会でした。

その後は、大阪・豊中市庄内の知る人ぞ知るお好み焼き&ワインの名店

パセミアさんへ。

自然派ワインのオンパレード、ワインもアテもお好み焼きも大満足なお店でした。