クリュッグVSヴーヴ?
紛らわしい書き方で申し訳ないです。わざとですけど・・(*^_^*)。
高級シャンパーニュ「クリュッグVSヴーヴ・クリコ」の飲み比べかとと思いきや
違いますっ。
「クリュッグ・グランド・キュヴェ¥20800VSヴーヴ・デ・ボール¥960」の
高級シャンパーニュVSとってもお安いヴァン・ムスーの飲み比べの巻ですっ。
今回のワイン会で行いました。
ラベルを隠して注いで(瓶形でわかるので知りたくない人はボトルも見ないで)という
前置きをしてこの2種類を注ぎました。
でも参加した人みんなどっちが高いクリュッグか飲みもせず当ててしまうことが出来ました。
「飲みもせず」・・・・
どういうことか?・・・
そうです、この2種類注いだ時の泡持ちが全然違うんです。
さすがクリュッグ!木樽発酵100%の唯一のグラン・メゾンだけあります。
注いだ後、細い泡が絶え間なくシャンパングラスにのぼっていくのはもちろんのこと、
注いだ時に液面とグラス面についた泡もなかなか切れない!
安いヴーヴ・デ・ボールの方はさっと泡が引いていくのに。
先にクリュッグを注いで、そのあとヴーヴを注いでも、先にグラス表面の泡が消えるのが
ヴーヴ・デ・ボールでした。
これぞ、メトード・シャンプノワーズの力といえばそれまでですが、
実際に目で違いを見分けれたのは良い勉強になりました。
色合いももちろん三種の葡萄の混ざったクリュッグは色合いも濃いです。50種以上のキュヴェを
ブレンドするようです。
うっすらと淡いゴールド色です。
香りも複雑。発酵中のパン生地のような酵母香。ナッツっぽさも感じます。
味わいも非常にエレガント。ただ泡がきついだけでなく、深みのある炭酸味です。
こくがあり飲みあきしない。
「シャンパーニュはクリュッグしか飲まない」という
世界中にクリュギストなるクリュッグ愛好家がいるのも十分納得させられるだけの
魅力をもったシャンパーニュです。
大満足!!
さすがにこの飲み比べでは分が悪いヴーヴ・デ・ボール。
しかしデイリーなスパークリングワインとしてなら文句なし。
色合いはややグリーンを帯びたようなクリアなあわい淡いストローイエロー(麦わら色)。
香りはスッキリ柑橘系。きっとシャルマ方式でしょう。
味わいも爽やかでほどよいスパークリング感。
柑橘系の爽やかさとコクがバランスよく「デイリーなスパークリングワインの優等生」
的なおいしいワインでした。
みなさんの感想も「この価格ならこれはこれで良い」ときちんと存在感もアピール。
ワイン会後のお買い上げも売れ行き上々でした。
予想以上に満足感のあった飲み比べでした。
クリュッグ・グランド・キュヴェ
http://item.rakuten.co.jp/wine-kinokuniya/kruggrandecuvee/
ヴーヴ・デ・ボール
http://item.rakuten.co.jp/wine-kinokuniya/veuvedebort/