関西支部の定例ワイン会のひとつテーマ別勉強会にはじめて参加できました。
平日の夜は仕事でなかなかでられないのですが、今回初めて、やや遅れてではありますが参加です。
 
Epoissestakutakuさんたけとっちーさんとそのお知り合いの方々と一緒に、
テーマはバーベキュー。
焼き野菜とローストした牛や仔羊肉とワインを堪能しました。
 
まず焼き野菜に以下の泡と白。
野菜は白いトウモロコシやグリーンアスパラ、ズッキーニなど炭火で程よく焼き目が付いたものに
シンプルにシーソルトだけで食べました。
ワインは
・泡がクレマン・ダルザス(ローランシュミット)
・北伊アルトアディジェのソーヴィニヨンブラン・ヴィンクル(テルラン)
・シャブリ(ドーヴィサ)2009
・ロッシュ・オ・モワンヌ(ドメーヌ・ロッシュ・オ・モワンヌ) 1992
パッと見、色んなパターンの
ミネラル系の白が大集合といった感じ。
 
野菜は炭火で焼くことによって滋味、甘みが増す感じで美味。
これらの泡・白の中では僕はクレマン・ダルザスとの相性が一番好きでした。
 

ミネラリーでピノノワール主体を思わせる程よいコクが焼き野菜とのなかなかの相性です。
 
そのあと出てきたサザエのエスカルゴバター焼きも最高のお味。それにはアルトアディジェのソーヴィニヨンブランのハーブのニュアンスがベストマッチ。
 
飲む前の想像ではエスカルゴ風と聞いて
スッキリ系のACシャブリが一番合うだろうと思っていたのですが
今回のシャブリはスッキリ系ではなくワンランク上のまろやか系。

 
ドーヴィサのシャブリ、当り年2009。もはやこのワインACシャブリですがプルミエクリュを思わせる
ふくよかさ、まろやかさを感じました。これは買いです。恐るべし2009年産です。
 

 
ニコラ・ジョリーが手がけたロッシュ・オ・モワンヌは程よい山吹がかった色調。
ロワールを代表する辛口白ワイン「クーレ・ド・セラン」と双璧をなす銘醸畑です。
たくたくさんの絶妙のデキャンタでグラスに入れてしばらくたつと
1992年産のワインがこんな完成形を迎えるんだと感動してしまいました
 
最初はミネラルがごつごつと、行き過ぎた熟成感も感じたのですが、時間とともに丸く一つにまとまってきて
くせのないバランスのとれた味わいに変貌しました。
これだけ凝縮感とミネラル感があればお塩でたべる脂の少ない赤身のお肉にも合いそうな予感です。
 

 


 
つづく。