レンベルガー種の飲み比べ。
 
北海道・鶴沼ワイナリーとオーストリア・ブルゲンランド産。
 
ちなみにレンベルガー種はオーストリアではブラウ・フレンキッシュと呼ばれています。
 
 
 
【鶴沼ワイナリー・レンベルガー2007】
 

輝きのある明るめのルビーレッド色。赤系ベリー香、ストロベリーや野イチゴのニュアンス。
まろやかな落ち着きのあるアタック、残糖感はなく、ドライな仕上がり。派手さはなく控え目ながら独特の味わいは少し癖のある肉料理、ジンギスカンなどとよく合いそうな一本です。
 
【ビルギット・ブラウンシュタイン・ブラウ・フレンキッシュ・ハイデ2007】
 
ややくすみのあるルージュがかったルビー色。華奢な赤系ベリー香。シナモンや菩提樹などの香も。
少し収斂性も感じるふくよかなアタック、タンニンも荒々しくなく、飲み飽きしないエレガントさ、土っぽいニュアンスをもった味わいです。
 
レンベルガー種はドイツ・ヴュルテンベルク州で主につくられます。
 
シュペートブルグンダーほどの洗練度はありませんが、少し癖のある
お肉料理に非常に合いそうなワインです。
 
ジンギスカンを食べる機会があれば
その時は北海道のレンベルガーと合わせてみたいなあと思ってしまいました。