ワイン会での飲み比べ。
 
最後は北海道とドイツのバフース種の飲み比べ。
 
 
 
・北海道ワイン 藤本農園 藤本 毅 バッカス2007
・ヘレンベルグ・ホーニッヒゼッケル・キュヴェ・バッフス
 
左の藤本さんとは実は、僕がドイツのワイナリーで働いていた時に
北海道からのワイナリーツアーのツアー客として来たことがあり、その時に知り合って
帰国後に僕も一度この藤本農園へ見学に行かせてもらったことのあったのですが、
まさかこんなところでワインと対面できるとは!
 
あの頃から葡萄栽培においては定評のある方だったようですが、いったいどんなワインだろう?
 
ちなみにブドウ品種名はソムリエ協会の教本ではバフースと載っておりますが
北海道ワインの方はバッカスとドイツのヘレンベルグの方はバッフスと表記されております。
 
原語(ドイツ語)に近いのはバッフス(Bacchus)かなあ? 
ちなみにグーグルで検索するとバフースで3590件、バッフスで2640件ヒットしました。
 
早速飲んでみると、どちらからもバフース特有のマスカットやライチを思わせる芳しい香りがとっても印象的。
 
フルーティな甘さがあり、かすかにほろ苦み交じりのスパイシーな余韻が残ります。
 
ワインのコクは北海道ワインよりもドイツのヘレンベルグの方がしっかりとした感じです。
 
さてここで
 
青かびチーズ登場です。デンマーク産のミセラです。
 
はちみつをつけて食べると本当に美味。濃厚な塩キャラメルを食べてるような感じになります。
 
 
続いてチーズの後にワインをグビリ・・・・・・・・。
 
繊細な国産やドイツの甘口ワインだと、青かびの塩味に負けてしまいワインが死んじゃいます。
 
合わすならやはりアイスワインやベーレンアウスレーゼ、ソーテルヌなど濃厚な甘口ワインが良さそうです。
 
次回のワイン会は8月25日に開催。
 
テーマは「暑い時期に重宝しそうな発泡ワイン、微発泡ワイン、微発泡にごりワイン」です。
 
目玉ワインは、2010ノーベル賞授賞式の晩餐会で出されたフランク・ボンヴィルのミレジムを
開ける予定です。楽しみ!(*^_^*)