昨日はたけとっちーさん宅でブラインドティステング会 イタリアワイン編。
たくたくさんとepoissesさんとのいつもの顔ぶれ。
 
epoissesさん、なんとワインエキスパート一発合格されました。おめでとうございますヽ(^o^)丿
 
合格がゴールではなくスタートラインと素晴らしいお心構え!を拝聴しました。
 
今回は白4本赤2本のラインナップ。
 
まずは白4本
 
 
 
1本目はepoissesさんの持ち込み。
 
気泡のある、淡い麦わら色。
甘い木成り果実の香にハチミツのようなニュアンスも。
味わいは果実味豊かな辛口仕立て。余韻にはほろ苦みも。
 
甘い香りと凝縮度の高さからDOCGのフィアーノ・ディ・アヴェリーノかと思いきや
 
答えはモリーゼ州のマルヴァジーア。
 
 
ボルゴ ディ コロレド  マルヴァジアIGT

 
2本目はたくたくさんの持ち込み。
落ち着きのあるクリアなイエロー、粘性もややあり。
セメダイン香が印象的、奥からリンゴのような香りも。

味わいには厚みもあり、ドライな乾いたニュアンスのある辛口。余韻も中。
 
第一印象、香りでヴェルメンティーノと決め、そうなると産地はサルディーニャ?
 
ここでヒントで北イタリアと!
 
一から考え直して???に。
 
答えはやはりヴェルメンティーノ種。でも産地はリグーリア州でした。
 
 
Poggio del Gorlerl Vermentino2008
 
 
3本目はたけとっちーさんの持ち込み。
 
グリーンがかった淡い麦わら色。
 
はちみつや菩提樹のような香り。
 
爽やかなアタックから余韻にいくにしたがって厚みもでてくる。余韻7秒。
 
ピエモンテのアルネイス種と思いきや
 
答えはヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ2009
 
 
サルタレッリ・ヴェルディッキオ・ディ・カステッリ・ディ・イエージ2009
 
時間とともにヴェルディッキオらしいほろ苦みもでてきましたがナッツの香は現れず。
 
なんとこのワインepoissesさん大正解でした。
 
4本目はたけとっちーさんのおまけワイン。
 
あまり深く考えないでと。
 
色は気泡のある明るめのゴールド
 
香りはリースリングなどによくあるぺトロール香。
 
味わいは微炭酸のアタック、少し熟成感も感じ、余韻は短め。後味はドライな印象。
 
みなさんリースリングを想起。
 
答えはピエモンテ州のナシェッタという品種。地場品種でかなり日本での情報量は少なし。
 
たけとっちーさん曰く、リースリングとソーヴィニヨンブランを思わせる味わいだとか。
 
 
つづいて赤ワイン。
 
 
 
5本目もepoissesさんのもちこみ。
 
オレンジがかったガーネットの色調。はっきりとした樽香。
 
結構こなれたタンニン。熟成を感じます。
 
色と香りでピエモンテと決め打ち。
 
余韻が思いのほか短いので、バローロほどの格ではないネビオーロ種と山をはり・・・
 
答えはやはりピエモンテ州のネッビオーロ・ダルバ
 
 
ニコレッロ・ネッビオーロ・ダルバ2000
ヴィンテージは予想より古い2000年でした。
 
最後は私の持ち込み。
 
粘性のある、ややくすんだガーネット。
 
香は煮詰めたプラムや薬草、シナモンのニュアンス。
 
コクあり、酸味、タンニンも続いて感じます。
 
余韻はやや長め。
 
かすかな甘みも感じたのでみなさんプーリア州のプリミティーヴォではとのことでしたが
 
答えはシチリア州のチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア2007
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品種はネーロダーヴォラ60%・フラッパート40%でした。
 
 
ヴァッレ デラカーテ チェラスオーロ ディ ヴィットーリア2007

 
イタリアワインは品種も多く、なかなかテーマを絞っても当たりにくいですが
 
色々と勉強になりました。