先週木曜日は99回目のワイン会。
いつもは第三木曜日に開催ですが今回はドイツの大親友トニー君から購入したワインをみんなで飲もうということで臨時の開催。
 
もちろん今回のテーマはドイツワイン。
 
最初の三本はGault Millau20112つ房のWeingut Kerpenから。
・ワイングート・ケルペン・リースリング・Classic
ワイングート・ケルペン・リースリングQbA・ブラウエシーファー
ワイングート・ケルペン・ヴェーレナー・ゾンネンウーア・リースリング・シュペートレーゼ
 

同じ醸造所の同じ2011年産のクラス違いの飲み比べ。
 
ワインケナーの試験対策に使えそうな贅沢な飲み比べです。
 
色合いは3種ともほぼ同じ感じ、淡いクリアな麦わら色。若干やはりシュペートレーゼは黄色みを帯びています。
 
クラシックはリースリングらしいアプリコットの香で味わいはGFやパッションフルーツを思わせるような柑橘系の酸味、甘辛度合いでいくとハルプトロッケン程度のやや辛口。
 
ブラウエシーファーはQbAトロッケンのカテゴリー。一番シャープでミネラリッシュな辛口。
ブラウエ・シーファーとは青色粘板岩という意味。おそらくこのワインが取れた畑の地質により、粘板岩土壌の個性が良く出る特性もありこのネーミングにしたのでしょう。
飲み比べるとほんとに「鋼のような」ミネラル感がよくわかります。
 
3本目のシュペートレーゼは遅摘みらしく収穫時の糖度も高かったのかアルコール度も0.5度高く、軽く貴腐菌のついたものもまじって収穫されたことを想起させるアカシヤ蜂蜜のような香りや味わいの複雑味、ほろ苦みが他と飲み比べるとひときわ目立ちました。
どれも個性があって美味しかった!
 
続いて品種違いワインの飲み比べです!