昨日夕食をご馳走になったゼルバッハさんのご好意で今日は
ぶどう畑へ連れて行ってもらいました。
そこで、樹齢3年くらいのぶどうの樹の摘葉作業をさせてもらいました。
これから伸びてくるぶどうの葉の脇から伸びてきた余分な枝をもぎ取る作業です。
これにより葡萄の収穫量は減りますが、品質の高い葡萄が収穫されるそうです。
とりあえず、この作業なにがキツイかって、約40度はあろうかという急斜面での
作業なので、ちょっと登っていくだけで、息が切れてきます。
でもその急斜面のおかげで、雨が降っても水はけがよく、太陽光も直角に近い角度で
浴びることが出来るので、良いワインが取れるのだなあと実感することが出来ました。
そういう意味ではこれだけの重労働を一年を通じて行っている、彼のところのワインを
飲むときは、もっと感謝して飲まなければならないなあと感じてしまいました。
ちなみにこの畑の名前は「ツェルティンガー・ゾンネンウーア」
訳すと「ツェルティンゲン村の日時計」
昔から真南に向いた最も日当たりのいい場所だったので、昔の人がこの畑に日時計を
作ったところから、この名前がつきました。今でもその日時計は存在しています。
ドイツワインを買うとき「ゾンネンウーア(日時計)」という名前のワインに出くわしたら
それは、かなり日当たりのいい南向きの畑で取れたワインだという証になります。
品質もそれに呼応してGOODです。
http://www2.bbweb-arena.com/wines/myweb1_013.htm