長かったドイツからのバス移動(6,7時間)を終えて
ついにフランス、シャブリへ初上陸です。

やっぱり葡萄畑も土質がドイツと違います。白いです!これが有名なキンメリジャンという
石灰質土壌です。

シャブリ地区はもともと海だった。

そのことを裏付ける古生代の化石(アンモナイトなど)を多く含む石灰質土壌の地にこのジャン・マルク・ブロカールは位置します。

この土壌の個性を活かす為、あまり木樽は使わず、主にステンレスタンクで発酵、熟成を行います。

3分の1をビオ・ディナミで生産しています

AOCシャブリクラスのものはレモン水のようなみずみずしい柑橘系の酸味が特徴。畑の土壌によりワインを「キンメリジャン」(石灰質)「ポルトランディアン」(粘土質)「ジュラシック」(半分粘土質)と造り分けています。
石灰質土壌の「キンメリジャン」からは切れのある白が、粘土質の「ポルトランディアン」からは、マコンにも似たややコクのある白が造られます。

シャブリ1級の「ヴォクパン」は比較的寒い畑、取れるワインは白い花の香が。「ヴァイヨン」は朝露の影響が出る、ポトリティス菌の少しつきやすい畑。かすかにアプリコットっぽい香がワインにあらわれます。

など非常に細かく土壌をチェックしている醸造責任者ピュゼ氏の話は非常に説得力があり、シャブリの土壌を知り尽くした彼の作る白ワインは、今後更なる発展をすると確信しました。

http://www2.bbweb-arena.com/wines/myweb1_036.htm