1865年から続くジュヴレシャンベルタンの名家。
1haあたり、10000株の密植。
収穫量は35hl/ha。
樽熟は15~18ヶ月
ノンフィルター。
専門家になりますと、
これだけ聞くだけでどんなおいしいワインなのか
想像がかき立てられてしまいます。

さすがトルトショ!とうなってしまいました。

酵母は蔵に住み着いている天然酵母のみの使用。
木樽に関しても、むやみに樽香をつける為のものではなく、
空気との微妙なふれあいのために理想的との趣旨で使用しています。

今流行の味わいだけを追うのではなく、それでいて、
栽培・醸造技術は優れた最先端のものも導入する。
最高のジュヴレシャンベルタンワインを造る為に行っていること
すべてにぬかりがありませんでした。

なんとも贅沢なことに
グランクリュ3本、「シャルムシャンベルタン」「マジシャンベルタン」
そして「シャンベルタン」の2005年を飲み比べをすることができました。

本で書いてあるようにそれぞれ個性がありました。
自分なりに感じた表現で言いますと、
ワインの王のような威厳があり安定感のある「シャンベルタン」
まだ若くてやんちゃな皇太子「マジシャンベルタン」
力強さの中に気品あるやさしい王妃「シャルムシャンベルタン」
な感じがしました。

2005年のシャンベルタンはやばいくらいうまくなりそうです。