7月20日にロワールワインコンクールがあるんです。

前回のコンクールでも惨敗してるんですが、今回も受けてみる予定です。

学校の勉強とかは好きな方じゃなかったのですが、ワインのことになると

色んな知識を身につけたくなって、勉強会なんかにも参加したくなるんです、不思議と。

関西の予選が京都であって、そこで上位2名が決勝の地東京に進めるという

今の僕にはかなり狭き門です。

とりあえず残り20日ほど頑張って勉強せねば!です。

というわけでこないだのワイン会で飲んだロワールワインのおさらいです。

1、ピエール・リュック・ブショー・ミュスカデ・ド・セーブル・エ・メーヌ・ペール・ソン・ペイン07
テッラヴィティスという有機農法を行なう自然派ワイナリー。ギドアシェット誌で「Prix d'Excellence」という最高の栄誉を受けたミュスカデ最高峰の造り手らしいです。
2007年と若いこととシュールリーと言う澱の上に寝かしている醸造法の為、プチッとはじける
微発泡が残っています。柑橘系の香に爽やかな味わい。ミネラル感のあるボディ。
早飲み系のミュスカデのイメージを振り払うかのようなしっかりしたストラクチャーのある
味わいです。

2、ドメーヌ・デ・サブロネット・アンジュー・レ・ジュネ04
ABマーク(アグリカルチャー・ビオロジック)認定のビオワインです。
フランス旅行帰りのKさん曰く、フランスの街のスーパーではこのABマーク認定の
牛乳やワインや食料品を山ほど見てきたよと。フランスではワインだけでなく食品全体の
ビオブームが起こってるんだなあと感じます。

色合いは黄色がかっています。香には樹皮やアカシアのハチミツを思わせる香が。
味わいはまろやかなアタックから、厚みと苦味とコク、ミネラルがバランスよく調和した
いかにもシュナンブランらしい味わいです。余韻は中。

3、ティエリ・ピュズラ・クール・シュヴェルニ02

天才ティエリ・ピュズラのマニアックなAOCクールシュヴェルニです。
葡萄品種はロモランタン?です。初めて飲みました。
ややにごりのある淡いゴールド色。香にはビオ独特のベクサー香が。いわゆる腐卵臭です。
このワインは1週間かけて飲んでみました。

初日の感想はやはりネガティヴな香の印象、微炭酸味、ニュートラルな味わい、悪く言えば
芯のないようなボディ。微炭酸味の後から感じるのは葡萄由来のジューシーなフレーバー。
なんてことない地場品種ワインかと思ってしまいましたが、日が経つにつれ
このワインのすごい味わいの変化に驚くことに・・・・。

4、ジョセフ・メロ・カンシー・ル・リモネ04

サントル・ニヴェルネのソーヴィニヨンブラン種といえばサンセールが有名ですが
あえてマニアックなカンシーをセレクト。これもコンクール対策?

柑橘系のやや閉じ気味の香。GFの皮のような酸味とキレ、程よいコク、余韻は中です。

ロワールの白を品種ごとに飲み比べた感じですけど、ブラインドで出されたら、
ちゃんと品種当てれるかな??