ブラインドティスティング会

最後の1本

酔ってきて画像もぶれてます(~_~

色:やや紫がかったやや明るめのルビーレッド。粘性もほどよくあり。

色あいの分類で一般論でよく言われるのがルビーレッドならブルゴーニュ系、
ガーネットならボルドー系と。(そんなに一くくりにはいきませんが)
そういう意味ではブルゴーニュ系の色合い。

香:きれいなベリーの香、ブルーベリーや野いちごを思わせる凝縮された甘い香りです。
かすかにキャンディートーン。石灰っぽいミネラルの香も。
この香の特徴はガメイ種やピノノワールにありがちな香。
味わいは凝縮感がありながらも優しい果実味が印象的。フルーティでバランスの取れた味わい。

おそらくもともとはそんなに力強さのない葡萄品種を収穫量を減らして丁寧に育て、
完熟したものを収穫して、低温で丁寧に醸造して造った。そんな印象を持ちました。

となると品種はガメイだな。

最近は自然派のワイナリーを中心に大量生産型のガメイ種を少量生産で丁寧に育てて醸し、
非常に目を見張るワインが増えてきていますがそんな印象の1本です。

産地どこだろう?ロワール???
答えは

こちら

クリストフ・パカレ・エ・マルセルラピエール
シルーブル2006

産地はボジョレー、品種はガメイ。
クリュボジョレーの逸品です。

パカレとラピエールがタッグを組んだ夢の自然派ワインです。

美味しかった。

最後におまけで、たけとっちーさんが

アイスワインを出してくださいました。

ショイレーベ種から造られたこのワイスワインはオレンジの香が!

なんと抜栓は1ヶ月前だということですが、凝縮された極甘口のアイスワインは
へたることなく美味しく飲むことが出来ました。