先日広島の知り合いの方から殻つきの牡蠣が送られてきました。

生でもいける鮮度らしいですが、

大事をとってレンジでチンしてポン酢で頂きました。

さっぱりした白ワイン何かないかなと思ってたのですがあいにく何もなく、

その前の日に明けていた南仏のピノノワールと。

ワインと料理の組み合わせと言うのは、

肉には赤や魚には白など

本やいろんなところで言われていますが

僕は個人的にはその人が美味しいと思えればどんな組み合わせでもOK、

もしくは突き詰めていくならば料理の素材や調理法(蒸すのか焼くのかなど)

ソース(味付け)などで微妙にベストマッチするワインが違ってくる

と思っているのですが

これは辞めといたほうがいいと思う組み合わせが若干ですが2、3あります。

その中のひとつに当てはまるのがこれ。

生牡蠣と赤ワイン(渋め)。

今回飲んだのはそんなに渋くない赤だったんですが、合わしますと

牡蠣は生臭みが強調され、ワインは鉄っぽい味わいが強く感じられます。

これは頂けないないなあということで

そばにあった芋焼酎のお湯割りでなんとかお口直しをしました。

(父りーす宅での食事だったのでワインのストックがなし(T_T)/~~~)

ちなみにこのピノノワール単体ではめっちゃ美味しいんですよ、念のため。

そのあとまた別の機会に生牡蠣とシャブリを合わせる機会が。

しかもACシャブリとグランクリュのレ・プルーズ。

同じ生産者(シャブリ・ジェンヌ)の同じ年2006年産で。

というのも僕が生牡蠣には高いシャブリよりも安いさっぱりしたものの方が

合いますよとお店のお客さんに説明したところ、(漫画にも載ってましたね)

別のお店で反対のことを言われたのでどっちが正しいか試したいという話になり実際に合わしてみる事に。
というわけでその月のワイン会に参加してくださったメンバー10数名と検証。

普通のステンレス貯蔵のACシャブリは酸味がシャープでさっぱりした飲み口。

まるで生牡蠣にかけるレモン汁の代わりのよう。

これは合わないわけがありません。よく合いました。

逆に樽を少し利かせたグランクリュのシャブリだと合わないことはないけども

ちょっと何かが違うような。

同じ牡蠣料理ならホワイトソースとチーズを使ったグラタンなどのほうが合いそうな感じでした。

レモン汁の代わりにまたポン酢をかけると

今度はどちらも同じぐらいの相性に。

さらにはポン酢なら別で開けてたアルザスの白もよく合うようになったというコメントも。

生牡蠣にはレモンかポン酢などかける物によって変わってくるけど

赤以外のさっぱり系の白ならOKかなという結末に・・・。