もうすぐ上級ドイツワインケナーの試験があるので最近はいつも以上にドイツワインを
意識して飲んでます。
ティスティング試験に出る可能性があって、なかなか市場には出回っていない
ポルトゥギーザー種のワイン。
現地では気取らずに飲めるがぶ飲みワイン的な飲み方で楽しんでいるようです。
今回はシュペートブルグンダー種と飲み比べました。
同じファルツ州産の赤ワインです。
色合いはほぼ同じようなやや明るめのルビーレッド。
香りもどちらも赤系ベリーの野いちごやこけもものような香り。
色と香りで判別は難しそうなこのワイン達。
味わいはかなり違いました。
このポルトゥギーザーはやや甘みを残した造りで甘酸っぱくてフルーティ。
ボディも丸くやさしい喉越しでした。
ルッパーツベルガー・シュペートブルングンダーは当り年の2005 年らしく厚みがあり
アルコールも1000円台のドイツワインにしては高めの14%。
味わいも力強く、コクがあり最初はエグミのように感じるほど。
それが時間とともに溶けていって味わいのバランスがとれはじめてくる感じ。
5年経ってるけどまだ飲み頃は先のよう。
ある意味掘り出し物的な興味深い一本でした。