今年はピュズラに泣かされました。
 
ティエリ・ピュズラのヴァン・ヌーヴォー白をここ数年扱っていたのですが、
 
今年は11月12日の夜中に一通のメールが。
 
差出人はピュズラ・ヌーヴォーのインポーター、ラシーヌさんより。
 
なんと今年はティエリ・ピュズラのヴァン・ヌーヴォー白、販売休止となりました!と。
 
「いまさら何を!!!」
 
予約でそこそこ売れていて
月曜日からは徐々にヌーヴォーの出荷作業を始めなければという矢先の出来事です。
 
 
なんでも、到着した商品がすでにコルクが上がっていたり、ひどいものは破裂しているものもあると・・。
 
良からぬ瓶内2次発酵が起こってしまったようです。
 
いわゆる自然派ワイン、無ろ過、酸化防止剤を入れないということで
 
瓶内に残った糖分に反応して2次発酵が起こったかまたは微生物による
 
反応で大量の澱と二酸化炭素が発生してしまったようです。
 
まともそうなボトルを恐る恐る抜栓したところ、炭酸ガスで半分くらいが溢れ出てしまう勢いみたいです。
 
予約頂いたお客様になんと言ったら良いのか!
 
結局一件一件お詫びの連絡に終日明け暮れてしまいました。
 
ご予約頂いて楽しみにしてくださっていたお客様本当にごめんなさい。
 
自然派ワインを扱うお店のリスクの大きさを痛感してしまいました。
 
去年のピュズラが美味しかっただけに僕もすごくがっかりでした。
 
一昨年はフィリップパカレでも問題が発生しましたし(これはちょっと事情が異なりますが)、
 
ほんと無ろ過でしかも酸化防止剤を使わずに醸造したワインを輸入するというのは
 
こういったリスクを伴うものなんですね。
 
昨年か一昨年オオオカさんのヌーヴォーがどろどろに濁っていて抜栓で飛び出してしまうほど
 
だったと思うんですが、それはそれで販売していたんだし
 
今回のピュズラも訳有りで販売して欲しかったなあとも思ったりしました。
 
そんなこんなですが明日はいよいよ解禁日ですね!