2週間以上のご無沙汰です。
 
バタバタしていたというか、今月から新しいスタッフが入っていろいろ教えたりすることも多くて・・・・
 
実は新しいスタッフというのは
 
イタリア帰りのヤフーブロガーKaboくんです。
 
2年間イタリアでワインと料理の勉強して次のステップに移るまでの短期間ですが
 
うちのお店でお手伝いをしてくれることになったのでした。
 
これからはうちのお店のイタリアワインの充実も見逃せませんよ!
 
などといいながら先日イタリアのシチリアからヴァレ・デラカーテが来日され試飲会に行ってきました。
 
品種はネーロダーヴォラ、フラッパート、シラー、インツォリア、
シャルドネ等を使用。

固有の葡萄品種の良さを最大限に引き出した個性豊かな品ぞろえと
そこに国際品種を絶妙にブレンドしてさらなる美味しいワインを
作っている。そんな印象でした。

特に赤ワインがライトなものからフルボディまで品種の個性を
感じながら楽しめます。

まず地品種のフラッパート。

この品種は赤ながら少し冷やし目にサービスして
地元では赤ワインながらマグロのカルパッチョなど魚料理とも合わせるそうです。
タンニンの少ないこの品種の特徴をよく活かした楽しみ方です。
この組み合わせははまります!
【ヴァレ デラカーテ・フラッパート 】
<ライトボディの赤>

さらにシチリアからDOCGに昇格した
チェラスオーロ ディ ヴィットーリア !

地品種ネロダーヴォラにフラッパートのセパージュ。

チェラスオーロというとイタリアではロゼをイメージする方も多いですが
シチリア県民の間ではルビーに輝くこのDOCGに昇格したこのワインを
意味します。

コク、酸、渋みのバランスが絶妙!
以前ヴェローナのVinitalyに行ったときに一番気に入った銘柄でもありました。

(その当時はDOCでしたが)

【ヴァレ デラカーテ・チェラスオーロ ディ ヴィットーリア 】
<ミディアムボディの赤>
家庭料理のハンバーグなんかにも合いそう。

そしてこの試飲会で一番印象に残ったのがこのフルボディの赤です。
【ヴァレ デラカーテ・タネ 】

<フルボディの赤>
地品種ネロダーヴォラに国際品種シラーを20%ブレンド!
この絶妙なブレンドは秀逸!凝縮感、豊富なタンニンがぎっしりつまってます。

この濃い味わいはやはり濃厚なお肉料理、
赤ワインでくつくつ煮込んだ濃厚な牛肉の赤ワイン煮などと合わせたいです。
ワイン・スペクテーター 90pt
ワイン・アドヴォケイト 92ptの銘ワインです。
僕もメモ書きに90点とつけてました(*^_^*)

ひとつのワイナリーでライトボディからフルボディまでの個性豊かで
美味しい赤ワインが堪能できるシチリアならではの素晴らしいワインに
出会えました!